回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリ病棟について

加速する高齢化の波は回復期リハ病棟も例外でなく、同時に認知症患者様への関わり方も多様性が求められるようになってきています。私たちがモットーにしている事は「抑制を極力しない」という事で、それは身体だけでなく、心も縛らないという事を心がけています。安全を守りながら認知症患者様の自由を尊重する難しさは自分との闘いでもあります。見守り患者が立ち上がった時はトイレ誘導し、排泄でなければベッドに臥床させ、時に飲み物やお菓子をふるまいます。トイレに行きたかったり、疲れて寝たかったりした時、「ありがとう」と言って笑顔をのぞかせてくれることがあります。その瞬間が私たちの喜びなのです。
認知症患者様の笑顔を引き出そう！！今日もそれを道しるべに日夜頑張っています。回復期リハビリ病棟の退院の目標の主眼は、ADL→QOLに移行しつつあります。
認知症の高齢患者をみていて、それを実感しています。患者や家族に心を寄り添わせて、「笑顔で退院していくゴール探しに、様々な職種がチームで関わっている」それが翠鳳第一病院の回復期リハビリ病棟です。